正調ヒーロー大河がくる
ヒーローって「憧れの象徴」だよね。
大の虫よりも小の虫を救うためにヒーローが戦っても、あらゆる考証や法則、そして確率を無視した展開で最終的に万事うまく収まるのは憧れを描いているから。
そんなわけで、型破りな新米総理大臣がみんなのために奮闘するキムタクの月9ドラマ「CHANGE」は、正しくヒーロー番組に仕上がってます。これをみた学生さんが政治家に夢を抱ける内容になってるのは、キチンと評価したいよね。
かつて弁護士志望者を大量生産した「HERO」と同じスタッフ&キャストでご都合展開がそのままなのも、仮面ライダーシリーズみたいな月9ヒーローシリーズとか考えれば不都合はなく、むしろ歓迎したくなったりします。
やはり脚本の福田靖さんは、現代日本を舞台にした「ヒーローもの」を書かせたら天下一品だなぁ、と思う次第。江口洋介主演の「救命病棟24時」の時なんか、手術シーンで戦闘モード全開の佐橋俊彦サウンドが流れるもんだから、変身ヒーローが戦ってるみたいだったもの。
ファンタジーなヒーローものを書いたら、きっと凄いモノができあがるんだろうなぁ。まぁ、やんないだろうけどさ。
とかなんとか考えていたら、彼がリアルヒーローを手がけることに。
幕末の英雄・坂本龍馬をNHK大河ドラマで!