韓流特撮『時空戦機レイフォース』

特撮ヒーロー作戦!さん経由で仕入れた情報ですが、韓国でこんな特撮が作られてるらしいです。 どこかで見たことある!っていうのは日本の特撮でもよくあることなので《そういう》論争はさておき、いろいろと興味深い作品だったりします。 本編ではなくプロ…

考察.4〆

ところで今朝始まった『仮面ライダーW』面白かったですね。設定やキャラクターがかなり練り込まれていて、とても安定感がありました。第一話にしてキャラが十分動いていたので、今後も安心して楽しめそうです。なにより前衛的になりすぎたシリーズから一転、…

考察.3

祖父王の復活 『仮面ライダーディケイド』が歴代の平成仮面ライダーをパッケージ化するために採った手法は画期的だった。従来ではいわゆる昭和仮面ライダーのように設定の矛盾に目をつむって「同じ世界の出来事」とする方法が一般的だった。しかしこれでは、…

考察.2

祭祀 『仮面ライダー』東映公式サイトの各話あらすじ解説は、プロデューサーみずから執筆するというスタイルを伝統的にとっているのだが、今作『仮面ライダーディケイド』では《冒涜(ぼうとく》や《呪い》などといったネガティブなキーワードが頻発している…

考察.1

DIEND 仮面ライダー史上、というよりコンテンツ史上でも語りぐさとなるであろう見事な【投げっぱなし最終回】を極めた『仮面ライダーディケイド』。この作品をテーマにして、久しぶりにがっつりと考察しようと思う。と、いうのもこの作品のグダグダさは予算…

視聴メモ最終回

うまく言えないので短くですが あの最終回に納得してしまいました。 というか仮面ライダーディケイドの物語が完結しなかったことにややホッとしています。 初期企画だったであろう平成10作品だけだったら幕を下ろすべきだったんですけどね。 だからこそ次回…

#19考察:ディエンドが響鬼を総括したワケ

仮面ライダーディケイドでは各エピソードのクライマックスで、その世界における仮面ライダーの存在理由をディケイド本人が一言で総括することが恒例となっていたのですが、なぜか響鬼編だけはライバルであるディエンドが総括しました。ディエンドとは、その…

視聴メモ#19

久しぶりになったけどディケイドの感想 かつて、 望むと望まざるとに関わらず託された指揮棒。 魂の息吹を轟かせる役目とは裏腹に 不協和音を回避できなかった慚愧の念。 リベンジとなる十年に一度の音撃道ライブでは、 その思いに終止符を打つ力強い合奏が…

超・電王シリーズについての思索

平成仮面ライダーの「全てを破壊し、全てを繋ぐ」を標榜する「仮面ライダーディケイド」。そのキャッチコピーは伊達ではなく、歴代の平成ライダー9作品の内「仮面ライダークウガ」「仮面ライダーアギト」「仮面ライダー龍騎」「仮面ライダー555」「仮面ライ…

視聴メモ#6

そろそろパターンも安定してきて あまり発見はなくなってきたかな。とくに思うところはなく、楽しみました。

視聴メモ#5

なるほど。 士の出現が、その世界で破滅のはじまるトリガーになってるのか。 で、折り合いつけるとエピソード完了、と。 視聴者がもとの世界を知ってるだけに効果的だなぁ。 てーことは、 「すべてを破壊し」とか「悪魔」とかってキーワードは、 『みんなの…

視聴メモ#4

とりあえず現状維持で。普通に楽しみました。 キバと関係ないんだけど、今作の最大の見所は「仮面ライダー響鬼」をどう描くのか? とか思い始めてます。おそらく高寺プロデューサーの手がけた「響鬼」前半をリスペクトしなんらかの決着を見せてくれるのだと…

視聴メモ #3.1

仮面ライダーディケイドとは、何者なのか? メタな平成仮面ライダーというのは前提としても、それが何を意味するのか知らん? それに思うところがあったので、ちょっと考察。 通りすがりのほにゃらら 第三話「超絶」までで垣間見せたのは、次の要素でした。 …

視聴メモ #3

最終回なみのテンション。 このテンションでライダー9人分続くんだとしたら、 ものすごいことになりそうだなぁ。なによりシビレたのは、このセリフ。 ___________________ この男が戦うのは、誰も戦わなくていいようにするためだ。 自分…

視聴メモ #2

> 「お祭り大集合」とした場合の成否は、ガンバライドと連携しつつ > 再利用した過去9作品の宣伝(未視聴者向)と再訴求(既視聴者向)であり、 > マニアも驚く統一世界観の確立ではないはずだ。 先週のメモでこう書いたものの、仮面ライダークウガをリスペ…

視聴メモ #1

いろいろすごい。 平成仮面ライダー10作目の節目における「集大成」というコンセプトを見事に体現した第一話。 すでに全フォームがデザインおよび商品として確立されているなら、最初に惜しみなく披露するのが掴みとして(ついでに予算的にも)正解と言うこ…

正調ヒーロー大河がくる

ヒーローって「憧れの象徴」だよね。大の虫よりも小の虫を救うためにヒーローが戦っても、あらゆる考証や法則、そして確率を無視した展開で最終的に万事うまく収まるのは憧れを描いているから。そんなわけで、型破りな新米総理大臣がみんなのために奮闘する…

#3「エージェントの仕事」

第1話が1時間だったので、平成仮面ライダーのように2話で1エピソードを描くのかなと思っていたのですが、原則1話完結のなんですね。30分でエピソードをしっかり締めくくり、その上で主人公ケイタの気持ちを一歩前進させてました。うん、おもしろい。それはそ…

#2「黒いケータイ」

気がついたら、もう火曜日だ。 #3が放映される前に感想書かないとね。今回はセブンのキャラクターとライバル紹介がメインでした。 バディをケータイではなくアンドロイドだと思いながら見ると70年代後半、あるいは80年代の正当派(何をもって正統派と呼ぶか…

#1 感想/ジュブナイルものとしての切り口

期待通りの出来映えに満足。 久しぶりに、モニターに釘付けになる感覚を堪能しました。感想や感慨はいろいろあります。 このブログでは心に余韻が残る特撮をある程度脳内でまとめてから考察してきたんだけど、今作ではなるべくリアルタイムに思ったことをつ…

特撮よ、5年後にサラバと言おう

「ケータイ捜査官7」2008年4月2日(水) 19:00スタート http://ani.tv/k-tai7/ 児童向けというフィールドで三池崇史、金子修介、押井守ら名だたる監督が集い「セブン」を撮る。まるで幼年期に受粉したウルトラセブンの遺伝子を伝えるかのように。これはかつて…

「仮面ライダー響鬼の事情」書評

「仮面ライダー響鬼」は、2005年度に放映された仮面ライダーシリーズのひとつだ。この作品は数多くの魅力を持ち、評価・分析には様々な切り口があるはずだが、放映終了した今となっては「プロデューサーが交代するほどの路線変更」された作品として、ファン…

CBC三部作考:序

好評のうちに完結を迎えたウルトラマンメビウス。初代マンからウルトラマン80までの世界観を継承したことで世間の注目を集め、満を持して上映した劇場版は初代マンからタロウが客演したことで喝采を浴び、そしてテレビシリーズでは過去作品の暗部に光をあて…

考察.6 結にして起となる物語

大団円で幕を閉じたウルトラマンメビウス。別途CBC3部作をまとめた考察も書きためているんだけど、いまのうちに「ウルトラマンメビウス」がどういう作品だったのかも、簡単にまとめておこう。とはいえメビウスのテーマについては過去の考察で書いており、か…

考察.2 解なきメッセージ

仮面ライダーカブトが完結しました。水嶋ヒロ演じる主人公や凝ったクロックアップ描写など「数多くの魅力を持っていた」反面、物語の構成バランスの悪さなど「欠点をあげたらキリがない」という、長所と短所が相殺しあうひどくピーキーな(とんがった)作品で…

考察.5 平成ウルトラマンの凱旋

「この日、ぼくたちは新たな一歩を踏みだした」 第30話「約束の炎(2006/10/29)」にて、ヒビノミライ(ウルトラマンメビウス)の正体を知った防衛隊CREW GUYSのメンバーは、彼を従来と変わらぬ仲間として迎えました。ウルトラマン(シリーズ)におけるラスト…

考察.1 核心

「仮面ライダーカブト」の物語が、第34話で核心へと向けて動きはじめた。 常に的確な判断と大胆な行動で万難を排し、登場人物ならびに視聴者から「正義の盟主」としての信頼を得てきた主人公「天道総司=仮面ライダーカブト」が、エゴイスティックな正義のた…

考察.4 ヒカリは絆だ

■受け継がれてゆくもの 5話「逆転のシュート」から登場した謎の超人「ハンターナイトツルギ」。その彼にまつわるエピソードが第10話「GUYSの誇り(06年6月10日放映)」によって、一段落しました。 他のウルトラマンたちと同様、M78星雲の出身である青き超人。…

考察 父の愛が息子の魂を曇らせる

※はげしくネタバレしてます。「牙狼〈GARO〉」全25話を未鑑賞でネタバレを好まれない方は、観賞後にご覧ください。 ハイパー・ミッドナイトアクションドラマ「牙狼〈GARO〉」。特撮界の鬼才、雨宮慶太氏が原作・総監督を務めたこの作品は、深夜番組ならでは…

テニスの王子様 感想

「ウルトラマンネクサス」の最終回を手がけたアベユーイチ監督の作品ということで、「テニスの王子様(実写版)」を観てまいりました。 原作マンガは、個性的なキャラクターが多数登場し、熱狂的な女性ファンに支持されている作品ということくらいしか知りま…